茨木市に関わるウェブサイトたち



いやさすがにこの括りはローカルすぎるだろ、と自問自答しているけど、まとめますよ。強行ですよ。

茨木市は大阪北部に位置し、JRや阪急電鉄の路線ではちょうど大阪と京都の中間にあるのでベッドタウンとして栄えて(?)いる都市です。
かつては、昨年の大河ドラマ 軍師官兵衛に登場した荒木村重や中川清秀の居城、茨木城を中心に栄え(?)ました。また同じく戦国時代では、市の北部はキリシタン大名として有名な高槻城城主 高山右近の所領であったこともあり、隠れキリシタンがいたことでも有名(?)で現在は資料館も建てられていて、当時の遺物を見学することができます。
そしてもちろん、この僕の出身地でもあることは言うまでもありません。
また、重要なことですが茨木市民や出身者に対して「茨城」と誤字ったり「いばら」と読むと笑顔のまま不機嫌な態度で正しい表記/読みに訂正されるのでご注意ください。

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吉見自動車株式会社|Yoshimi Auto Co.,Ltd.

茨木市にあるボルボ専門のカーショップのウェブサイトです。
白バックで縦長でゆったりスペースなイマドキのシンプル系レイアウトですが、手書きイラストのやわらかいイメージがさらにゆったりとした温かみを増しています。
オンマウスした時の黄色いストライプ柄のオーバーレイはなかなか斬新で、このサイトをただのオーソドックスなデザインで終わらせない要因となっているように思います。

どこかのウェブデザイン系のリンク集で見かけたこのウェブサイトが、たまたま茨木市の会社さんだったことで、あんな田舎マイナーな街でも素敵なウェブサイトがたくさんあるのではないか、と思って今回のまとめを思いついたわけなのです。

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まだま村

茨木市北部の山奥緑豊かな山間部にある古民家カフェ/イベントスペースのウェブサイトです。前述の隠れキリシタン資料館の近くにあるそうです。
背景やブロック要素が素材感のあるテクスチャで丁寧に作られていて、こちらも温かみが感じられるデザインです。フッタ部分のイラストもすごく可愛くてこのウェブサイトのデザインを印象づけるアクセントとなっています。
またロゴのデザインも、等幅の線で組み立てられたシンプルなものですが、レトロ感を持たせながら古臭さを感じさせず、可読性も損なっておらず、まだま村のまったりしたイメージが表現されていて洒落ていると思います。
きっとここを訪れれば他では感じられない空気感や世界を体験できるだろうことが想像させてくれるデザインだと思います。

茨木音楽祭   茨木音楽祭 オフィシャルサイト
茨木音楽祭   茨木音楽祭 オフィシャルサイト

茨木音楽祭のウェブサイトです。
僕が茨木を出てから始まったイベントなので参加したことはありませんが、なかなか盛り上がっているイベントのようです。
音楽フェスのウェブサイトといえばファンクなテイストのものが多い印象ですが、そこは茨木クオリティ(?)、こちらもまったりとした素材感のあるデザインです。茨木の市民性なのか?
「祭」の文字を分解して「イバオン」としているロゴはなかなかファンクな発想でおもしろい。

昔は茨木のイベントといえば夏の茨木フェスティバルと弁天さんの花火大会くらいのものでしたが、こうしてイベントが増えて茨木市に人が多く集まるようになるのは元市民として感慨深いものです。残念ながら今年のイベントはちょっと前に終了してしまったようなので、帰省のタイミングがあれば来年以降行ってみようかなあ。
しかし茨木の音楽イベントに嘉門達夫が出演しないというのはどういうワケだ?!

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バルフェスタいばらき

こちらもイベントのウェブサイトです。
ここまでの流れから一転、暖色系をメインにした明るいテイストのデザインです。
既に終わっているイベントのサイトですが、賑やかでみんなが美味しく楽しめるイベントを目指しているイメージが伝わってくるように感じます。

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茨木カンツリー倶楽部

万博記念公園のすぐそばにある90年以上の歴史をもつゴルフ場です。
日本で初めてゴルフ場ができたのが110年ほど前のことらしいので、茨木CCもかなりの歴史があるゴルフ場だったのですね。ゴルフ場のすぐ脇の林などを歩いたりしたことはあったのですが全くしりませんでした。
ウェブサイトの方はそんな長い歴史を感じさせる写真が目を引く写真メインのトップページデザインとなっています。


「●●なウェブサイト」という括りでまとめられたブログ記事は数ありますが、自分の地元関連でまとめるという誰の得にもならないまとめ方はなかなかレアなのではないでしょうか。
しかし、地元についていろいろなウェブサイトを見たり調べたりすることで、今まで知らなかった地元の歴史や、自分が東京に出てきてから変わってしまった事などをたくさん知る機会になって自分としてはオレ得でした。
デザイナーの方々は地元を離れて都市部で働いている方も多いと思いますが、デザインの勉強のつもりで「地元のデザイン」というテーマでアレコレ調べたりしてみると面白い発見や、その地元に生まれた自分ならではのデザインアイディアが生まれるかもしれませんよ。

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